2019年5月6日月曜日

2019/5/5 「さしお」じゃないよ「さいそ」だよ

 黒沢研の学生の調査補助で,いわき市の差塩湿原に行ってきました(補助というのは建前で,遊びでついていっただけですが)。差塩とかいて「さいそ」と読みます。地元の方が皆やさしくて,素敵な調査地でした。隣の農家の方が,お昼ご飯にと「おこわ」をくださいました。大変おいしかったです。
 ミツガシワの群生地として有名だそうです。現地の看板には「開花期の4月下旬~5月上旬にはミツガシワの花で埋め尽くされる」とありましたが,実際は写真のような感じでした。湿地の端に人工的に作った池があり,その中には確かにたくさん咲いていました。
人工池のミツガシワ。ピントが。。。


湿原の様子。一面がミツガシワに覆われ,,,てはいませんでした。木々の間から花をつけた桜の木がのぞいています。


 

 また,野生のサクラ類がちょうどシーズンを迎えていて美しかったです。個人的には,ソメイヨシノの桜並木よりも,木々の隙間から顔をのぞかせる野生の桜の方が,自然な感じがして好きです。学生の言語で表記してみましょう。野性味が深くて尊い。
 カスミザクラっぽい桜と,エドヒガンとヤマザクラの雑種っぽい桜と,オオヤマザクラっぽい桜が混在している感じでした。サクラは雑種を作るので同定が難しいですのですが,個人的に好きなために無駄に推してしまい,調査の主役である卒研生には申し訳なかったと今更反省していますが,もう遅いですね。同定手伝うから許してね。
 


福島大学のキャンパスのアカマツ。雄花はまだ固い。

今年は去年と比べると植物のフェノロジーはやや遅い印象です。去年の春先がかなり暑かったのに対して,今年は4月の中旬にも降雪がありましたから,当然といえば当然です。写真は福島大学のアカマツですが,雄花がようやく姿を現したところです。とはいえ,連休中にキャンパスのフェノロジーはだいぶ進みました。ケヤキは完全に展葉し,ツツジ類も咲き始め,林冠にはクマバチがホバリングしています。今日は,目の前をオオスズメバチが通り過ぎていきました。そう言えば,昨日は弁天山でクマの目撃情報があったそうですね。キャンパスのクマもそろそろ出るころでしょうか。

皆さま,連休明けの実習や調査,気を付けて行いましょう。

(水澤)

2020/11/1 ふくしま生き物調査発表会がありました

今日はフォレストパークあだたらで恒例の「ふくしま生き物調査発表会」がありました。 福島大学の生物系研究室の学生と教員が日頃の研究成果を報告しました。 今年は感染症拡大防止対策のために、例年とは異なり人数を絞っての開催となりましたが、来年以降も開催するそうです。 来年はコロナ禍が収...